しばらく使ってみた私の結論は、「2万払う価値がある現時点で最高の読書端末である」です
注文したのが遅かったから発売日からしばらく経って届いた。 先に入手した方のレビューでは「いいけど2万払うほどのものじゃあないッ」という意見が多かったので不安があったけれど、それは杞憂だった。
その理由は?
以下の通りです。Kindle Paperwhite 2013 (以下PW) との比較がメイン。 (もちろん個人の感想です。)
解像度が300ppiになったのに描画が速い
PW の画面描画の早さは気に入っていたけど、文字が微妙にボケているのが気になっていた。 それが解決されている。文字クッキリ。しかも、画面の描画速度が落ちていない。 厳密に比較したら落ちてると思われるが、体感レベルではほとんど気にならない。
ページめくりボタンがいい
「こんなのそのうち使わなくなってタッチパネル操作に戻りそう」とか思ってたけれど、 そんなことはなかった。 ただし、最初ちょっと慣れが必要。優しく押しこむ感じで。
長時間Kindle使ってると右手と左手相互に持ち変えるわけですが、
右手で持ったときはページ送りが親指でスワイプしないといけなかった。
*1
でも、このボタンが追加されたことで、右手でも左手でもそんなことを全く気にせず読書に集中できるようになった。
今までもページめくりボタンの端末はあったけれど、ボタンの抵抗がデカすぎて長時間使用していると疲れるという問題があった。
圧力センサーでそれを解決している。
パネルがツルツルしてるからスワイプしやすい
これは意外なメリットだった。 パネルがガラス化したことによるものだろう。 PWはスワイプのとき抵抗感があって不快なことがあったけれど、それが解決されている。
Amazon すごい
Amazonは快適な読書端末を真剣に考えて設計しているのがわかる。 これで毎年新型に買い換える必要がなくなった。 と、今はそう考えているが、 またより素晴らしい問題解決をしてくるに違いないので目が離せない。
To Amazon
本棚は地獄のように使いづらいので、はやく何とかしてください。
漫画?技術書?
確かにこの数年で e-inkとe-ink端末の性能は非常によくなった。 *2 でも、漫画が快適に読めるようになるには、あと10年はかかると思っている。 そもそも漫画は大きな画面で読んだほうが迫力や感動があっておもしろいので、 cloud reader とか液晶タブレット使いましょう。 *3
Kindle Voyage Wi-Fi、キャンペーン情報つきモデル
- 出版社/メーカー: Amazon
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